管理栄養士パプリカン

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保育園栄養士って思っているよりも楽しい☆保育園栄養士のいろは

 < 目次 >

 

保育園栄養士の働き

保育園で働く管理栄養士・栄養士の事を保育園栄養士と呼んでいます。最近では、都内を中心に待機児童問題の解消として企業や社会福祉法人が運営する保育園が増えてきており、園児の給食や先生方の給食管理を担う管理栄養士や栄養士の需要も増えつつあります。保育園には0歳の乳児から6歳までの幼児がおり乳児は主に離乳食を、幼児は幼児食を食べるため各々の成長に合わせた献立や調理法が求められます。

 

 

 保育園栄養士の主な仕事

保育園栄養士の大まかな仕事は、献立作成、食材の発注・納品、衛生管理、食物アレルギー対応食献立、食育計画の作成と実施、食物アレルギー面談、栄養指導などがあります。栄養士・管理栄養士が調理や献立作成の全てを担う保育園と、調理は調理師や調理補助に依頼するなど保育園によって様々な形があります。

 

ひと昔前までは、保育園は栄養士や調理師が働くイメージでしたが、最近ではより専門的な知識を持つ管理栄養士を配置し、積極的に食育活動や食物アレルギーの対応をする保育園も多く見受けられるようになりました。

 

保育園栄養士の1日

【規模100名 スタッフ3名の場合】

(中番)

8:00  出勤(白衣に着替えて調理場へ)

8:05  調理開始 + 朝おやつ準備・配膳

11:00 配膳

12:00 昼食

12:20 休憩(60分)

13:20 おやつ調理

15:00 おやつ配膳

15:15 事務作業(献立・発注業務など)or 下膳・洗浄

16:00 下膳・洗浄

16:30 補食・夕食調理 or 掃除・閉め作業

17:00 退勤(夕食・補食は遅番の人が作り配膳)

☆残業ほぼなし。あっても月3時間以内。

 

 

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保育園によって勤務形態は様々ですが、小規模な保育園だと上記のような勤務形態になると思います。基本的には、朝おやつ、昼食、15時のおやつの調理と配膳ですが、夜遅くまで預かっている園児のための補食(おにぎり)や夕食などの調理準備も行います。

 

また、基本的には土日祝日がお休みですが、土曜に関しては土曜保育がありますので、午前中の勤務または1日勤務をして平日に振替で休むなどの勤務形態をとっている園も多くあります。(地域性や法人・企業などによって体系は様々です。)

 

保育園栄養士の楽しみとやりがい

保育園栄養士のやりがいといえば、やはりそれは「今日の給食おいしかった!」「今日の給食な~に??」と給食を美味しかったと言ってくれる子ども達や、楽しみに待ちわびている子ども達がいるということを実感できることだと思います。また、直営の保育園では食育活動などを通して園児と関わる機会も沢山あり、先生方の名前も覚えて仲良くなると給食室にも遊びに来てくれるようになります(給食室内へは立ち入り禁止ですが、遊びに来てくれるのはとてもうれしいことです☆)

 

 

最近では食物アレルギーの対応が必要な園児が多く1園に2~5名の食物アレルギーをもつお子さんがいることもあります。保育園は主に食物アレルギー対応と離乳食調理を行うので、仕事に慣れるまでは少し苦労することもありますが慣れれば問題なく仕事ができます。少人数で簡単な保育園調理と思われがちですが、少人数で効率よく仕事を進めていかなくてはならないので、想像しているよりも慌ただしく作業が進みます。

 

学校給食(600食)の調理に携わっていた友人が保育園へ転職をした際には「保育園って想像していた以上に大変なんだね」といったメールが届いたこともあります。何事も慣れだとは思いますが、慣れるまでは試行錯誤が必要そうですね☆子供たちの笑顔に救われています☆

 

 

待遇の良い保育園も見つかる

近年、都内に限らず地区町村からの「借り上げ社宅制度」などで保育士のみならず保育園に従事する事務職や栄養士にも給料とは別で月に数万円から十数万円の家賃補助のような助成金の制度があります。

 

特に都内23区内の賃貸相場は1Kであっても8万円~13万円ほどと高額な地区も多く、新人の保育士の給料(約22万円)では助成金がないと家賃の支払いだけで生活がカツカツになってしまうという現状があります。そのため、一部の地区町村では借り上げ社宅としての助成制度があり利用している人も多くいると考えられます。

 

ただ、この助成制度は永続的なものではなく世田谷区では2020年で制度が終わると言われております。また、保育園によっても社宅制度が申請できるところとそうでない地区などがあるので、企業や法人のホームページ、面接の際に詳細を聞いておくことも大切だと思います。

(注意:面接のときに借り上げ社宅目的だと思われると印象が良くないので質問の仕方には注意しましょう。)

 

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保育園栄養士のお金の話

保育園の給料って低いイメージがありましたが、友人曰く家賃補助があるおかげで年収は400万円を超えるそうです(20代)。また、残業はほとんどなく女性が多い職場なので育休や産休も取りやすく有給消化率も9割以上だそうです。休憩もしっかりとれて、プライベートも自由な時間に使えるため趣味や休養にも活用できます。2019年の時点での話ですが、好待遇なところもあるようですね。これも保育園や地域によると思います。

 

 

人間関係のお話

保育園によると思いますが、女性の多い職場以前に狭い空間に長時間一緒にいなくてはならない世界なので、どんなに仲が良くても嫌だなと思うことはあるかもしれません。ただそれは「お互い様の世界」なので、さっぱりした関係づくりやお互い様精神をもって接していけば意外とうまくいくかもしれません。それでも関係性が難しいと思った時には、まずは相談できる上司や仲間に相談しグループ園への異動や転職を考えるもの良いとおもいます。

 

ココロの病に罹らないように

うつ病などの病にかかる前に相談できる電話サポートサービスもありますので、そうした機関も利用することをお勧めします。というのも、若い保育士さんなどでうつ病になり休職する方も多くいるので、これからはそうしたココロとカラダのケアも担うサービスの需要も高まると思います。(余談でした)

 

健康志向も高まる中、栄養士や管理栄養士の需要は増えつつあります。学校を卒業してからは自分で日々学び続けることが必要だと思うので、お時間のある時にでも新しい知識や学びにつなげてみてください☆ 

 

以上、本日は保育園栄養士についてみていきました。

離乳食や幼児食についてもまた記載していきたいと思います☆

 

ご購読ありがとうございました(^-^)